キネシオテーピング関連書籍の紹介
ラクになる!自分で貼れるキネシオテーピング
■コメント
この書籍は一般の書店では購入できません。ネットでの取り扱いとなるようです。44種類のテーピングの貼り方が掲載されています。写真での説明ではなく、イラストによるものですが、とてもわかりやすく説明されていると思います。貼っておく時間の目安も記載されていて、初心者の方には参考になると思います。患者さんに紹介してあげるのにとてもいい書籍です。
PHP研究所から出版されています。
購入のお問い合わせは075-681-8818です。
よく効く!キネシオテープ療法
■コメント
キネシオテーピングを施した場合、運動中、運動後の皮膚温の変化のについて、実験データの記載があります。スポーツ選手に対してキネシオテーピングを貼った後に、効果の説明をする場合の参考なると思います。各症状の症例も記載されているので、症状とテーピングの組み合わせの参考になります。
マキノ出版
ビタミン文庫
決定版キネシオテーピング
■コメント
誰もが悩む代表的症例ということで、各症状に対するキネシオテーピングの重ね貼りの仕方をビジュアル的に確認できます。また、各症状に対する簡単なトレーニングや、クライオパックでの冷却治療の仕方も記載されています。
スキージャーナル
キネシオテーピング THE SPORTS
■コメント
運動時に多い障害を、各スポーツ毎に扱っています。この本の特徴は、まず最初に各筋肉への部位別のテーピング法を説明した後に、それをもとに障害、痛みに対する重ね貼りの方法が記載されています。基礎講座、部位別1~4、コレクション、特殊テープの講習会では習わないようなテープの記載もあるので、ある程度学ばれた後に購入されるのをお薦めします。
スキージャーナル
速効キネシオテーピング
■コメント
各障害発生のメカニズム説明、そしてなぜこの症状にこのテーピングを施すのかという説明が、わかりやすく記載されており、貼り方もとても詳しく記載されてます。また、機能回復を意図する「メカニカルテープ」と器質障害の鎮痛を意図する「インジュリーテープ」という概念が盛り込まれていますので、自分は何を意図してキネシオテーピングを貼っているのか迷ってしまう方にとって、非常に参考になると思います。
スキージャーナル
キネシオテーピング・アスレチックテーピング 併用テクニック
■コメント
海外で出版されたものの翻訳版です。コレクションテープの概念はこの本から生まれました。キネシオテーピングとホワイトテープとの併用の仕方が記載されています。この本はコレクションテープの講座を受講された後に購入されることをお勧めします。翻訳も少し分かりにくいところがあり、ゼロからのスタートだとちょっと難しいかもしれません。DVDも販売されているので、参考にご覧になってください。少し難しいですが必ずチェックしておくべき書籍だと思います。
スキージャーナル
キネシオテーピング法スポーツ編
■コメント
初版が1991年とずいぶん昔のものなので、みなさんが講習会で習う世界基準の198個のテーピングとは若干異なるものが多く記載されています。しかし、キネシオテーピングの基本が理解できていれば、非常に「効く」テーピングを学べると思います。個人的には、この本に記載されているような大雑把な貼り方の方が効くような気がします。
医道の日本社
キネシオテーピング 最新マニュアル
■コメント
この本は非常におもしろいと思います。私はスリットテープやリンパテープを多用するのですが、それら使用例が多数記載されているので参考になります。また、随所に、特殊テープ、ビューティーテープ、コレクションテープも盛り込まれています。「痔の改善」テーピングが記載されていますが、これは学術臨床発表会でプレゼンされたもので、メカニズムは不明ですが、「効く」テーピングであることは間違いありません。
ノースランド出版
キネシオテーピング療法 プロの技
■コメント
これからCKTP(プラクティショナー)、CKTI(指導員)の認定試験を受けようとされている方におすすめです。部位別講座1、2で学ぶスクリーニングテストや筋肉テスト、関節可動域、整形外科テストについてまとまって記載されていますので、試験前のチェックに使用されるのをおすすめします。
創芸社
テーピング+MUTでよく動くキネシオスポーツ
■コメント
「伸ばさず縮めるマッスルユニットトレーニング (MUT)」とキネシオテーピングのコラボについて記載されています。DVDの付属特典もあり、MUTを動画で勉強できます。そしてDVDでの実演はキネシオテーピングの創始者である加瀬建造先生がされています。また、特典映像として加瀬先生のキネシオテーピングについてのインタビューもついています。
ベースボール・マガジン社
サムライトレーニング
■コメント
身体の根幹となる「肩甲挙筋」の重要性を説き、それと連動して使われる筋群へのキネシオテーピングでのアプローチ、サムライトレーニングというインナーマッスルに着目した運動の実践方法が記載されています。「サムライテープ」というのも記載されてます。みなさんの引き出しの一つにしてみてはいかがでしょうか。
ベースボール・マガジン社
松永式 テープ巻くだけダイエット
■コメント
シェイプアップ講座の原型となった、松永みち子さんの書籍です。ダイエットの視点でテーピングを扱っています。松永先生は鍼灸の先生でもあり、東洋医学の経絡の概念をテーピングに取り入れられたそうです。(この書籍の中では東洋医学については言及されてはおりません)シェイプアップ講座を受けられた方は、理解を深めるために一読されるのをお勧めします。
芸文社