筋腹をしっかり意識して貼るべきキネシオテーピング

キネシオテーピングを修得しよう!

 腰痛・膝の痛みに大変効果の高いキネシオテーピングの貼り方を紹介しています。腰・肩・膝の痛みでお悩みの方
 国際基準の勝どきカイロプラクティック オフィスへ。アクティベータ・メソッドで関節神経機能を改善します。 

意識してテーピングは貼ってあげましょう!

より「筋腹」を意識してキネシオテーピングを貼ってみよう!


 過去に行った講習会で「なるほどね」と感じた
 瞬間があったので、お伝えしたいと思います。

 それは大胸筋キネシオテーピングを貼る練習の時でした。

  ・貼る時の姿勢 → 問題なし
  ・皮膚の遊び  → 十分とっていた
  ・テープの「浮き(剥がれているところ)」→ 問題なし

 うまく貼れていると思ったのですが、いまいち筋肉テストの
 反応が良くない。(=貼る前と変化がない)

 その生徒さんは柔道をされているのでもともと筋力が
 あったのかもしれませんが、貼られている本人も変化が
 ないような感じでした。

 うーん なぜ?

 もう一度筋肉テストをして、貼られている筋肉を
 よーく見てみたら、なんとなく原因が・・・

【図1】
大胸筋と三角筋.jpg
 上図は本人じゃありません。イメージです。
 このように見事に大胸筋が顕著に浮き出てきました。
 (三角筋前部の起始は鎖骨の外側1/3、大胸筋鎖骨部の
 起始は鎖骨内側1/2ということをまさに身体で教えてくれていますね)

 ここで下図のテーピングを見てみましょう。

【図2】
大胸筋1.jpg大胸筋2.jpg


 原因は鎖骨部のテーピングが筋腹をしっかりとらえて
 いなかった為だと思われます。大胸筋がさほど
 発達していない一般の方の場合は、上図のような
 筋肉の盛り上がりをそれほど意識しなくとも、
 一般的なテーピングの貼り方で、大胸筋を覆う皮膚を
 緩めてあげることによって、筋肉の反応をよくして
 あげることは可能ですが、大胸筋がガッチリしている人の場合、
 事前に筋肉の盛り上がりを確認して、筋が収縮した時の
 筋腹にうまくのっかるようなテーピングを施す必要が
 あるのかもしれません。

 (腕橈骨筋にテーピングを貼る時のように、一旦筋収縮させて
 筋腹を確認してからテーピングを貼る必要があります)

 つまり同じ筋肉テープであっても、体格・筋量に応じて
 下記のように使い分けを意識した方がよいでしょう。


 ①ターゲットとなる筋肉の上にある皮膚を緩める為に貼るテーピング

 ②筋肉が最大限に収縮した際に浮き出る形に沿って貼るテーピング


 ①は血液・リンパ液の循環を改善、疾患症状の軽減、
 運動後の疲労物質の蓄積予防、損傷箇所への血流の
 増大等をサポートし、

 ②はスポーツ選手がある特定の動き(筋肉の収縮)をする際の
 パフォーマンスUPをサポートします。

 おそらく、ある特定の動きに抵抗かける筋肉テストでの、
 テーピング効果の確認だったので、もともと筋力のある人に
 してみたら①の貼り方ではもの足りなかったのかもしれません。
 (大胸筋のキネシオテーピングは喘息にも効果があるのですが、
 その場合は①の貼り方の方が有効だと思われます)

 もちろん私の推論なので、「そんなことないんじゃない?」と
 いう意見も“あり”ですよ。
 ただ、5年前から一般の体型の方と筋量がしっかりある方とで
 キネシオテーピングの貼り方を使い分けているのですが、
 やはり効果の出方が違うように思えます。

 競技でのパフォーマンスUPを目的とするのであれば、
 「皮膚を緩めてあげる」というキネシオテーピングの
 基本的な考え方の「一歩上」を見据えて貼ってあげると、
 より効果を導き出せるかもしれませんね。


 ちなみに「なんかこんな感じかなぁ」と貼ってしまう
 テーピングで思いつくのは、

  下僧帽筋、中殿筋、腓腹筋、上腕三頭筋です。

 身に覚えありませんか?

 これらも事前に筋収縮させて、筋肉の形を
 しっかり確認してから貼ってみましょう!