キネシオテーピングの貼り方(勝どきカイロプラクティック)

腰痛・膝の痛みに大変効果の高いキネシオテーピングの貼り方を紹介します。

血圧に変化を及ぼす斜角筋のキネシオテーピングについて

キネシオテーピングは高血圧対策となるか?



 2005年5月8日(日)に放映された発掘あるある大辞典が
 ご記憶にある方はいらっしゃいますか?

 タイトルは『早期発見シリーズ第2弾「血栓」』でした。

 不祥事によって番組は終了してしまいましたが、
 (全部が全部「やらせ」ではなかったと思うのですが・・・)
 まあ、信じる信じないは別として、参考までに
 おもしろい内容であったので紹介してみます。

 その内容は、アキレス腱が太い人は
 動脈型血栓ができやすいそうです。
 腱は血液中に溢れたコレステロールや中性脂肪が、
 毛細血管からしみ出しこびりつきやすい場所で、
 正常なアキレス腱よりも太いほど、血液ではコレステロールや
 中性脂肪が溢れた状態になっていて、動脈型血栓ができやすい
 おそれがあるというのものでした。
 そこで血管が丈夫になる解消法ということで、
 「動脈をしなやかにするマッサージ」が紹介されました。
 一応内容を引用させて頂きますと、

  ① まず、片手を首の前面に当てます。


  ② 手全体で皮膚をずらす感覚で、上下左右に動かします。
     一回の目安は30秒です。

 ポイントは「一回30秒間、皮膚をずらす感覚で行い
 あまり力を入れ過ぎないように注意」することだそうです。
 効果は下記でした。

 Aさん(50代)
  最高血圧:132 → 130
  最低血圧:91  → 89

 Bさん(40代)
  最高血圧:143 → 141
  最低血圧:94  → 98

 最高血圧が下がる理由は、
 「マッサージをすると、まず末梢血管の血行が良くなり、
 その刺激が血管壁に伝わります。すると、
 NO(一酸化窒素)という物質が、血管壁から分泌され、
 血管の柔軟性が高まり、血圧が安定する」からだそうです。

 マッサージ方法に記載されている
 「皮膚をずらす感覚で行い」とはまさに
 キネシオテーピングの得意とするところで、
 特徴の一つである、「体表面に圧力を加えずに、
 皮膚の動きをコントロールできる」に該当します。

 斜角筋のテーピングを貼って、その前後で血圧に
 変化が生じるか測定してみました。
 貼ったテーピングは前斜角筋、中斜角筋、
 後斜角筋のコンビネーションです。





血圧とは、血液が血管の中を流れる時に、
血管の壁を押し広げていく圧力のことをいいます。
血圧には2種類あり、
心臓が収縮する時(血液が動脈内に多量に、
一気に送り出される時)の圧力を最高血圧(収縮期血圧)と
呼び、心臓が拡張する時(血液が静脈から心臓内に
流れ込む時)の圧力を最低血圧(拡張期血圧)と呼びます。

[血圧正常値]

 収縮時血圧…100~139mmHg
 拡張期血圧…90mmHg未満

実験の結果は、
テーピング無しでは下記の値を示しました。



左右に前・中・後斜角筋をテーピングを貼り、
1分間程度左右に首を動かし、十分しわを作ってあげました。
下図が結果です。



確かに血圧に変化がありましたが、
気になるのは拡張期血圧が上昇していることです。

脈圧を見てみると、114-65=49(前)、100-71=29(後)と
変化が確認できますが、
平均血圧は、(49÷3)+65=81.33(前)、(29÷3)+71=80.66と
変化無しとも言えそうですね。

前・中・後斜筋は首の寝違え等に
使用するテーピングですが、
血圧に何らかの影響を与えるのかもしれませんね。

以上